18
日の
地震で、
大阪・
高槻市で
小学4年生の
女子児童が
倒れたブロック
塀に
挟まれて
亡くなったことを
受けて、
林文部科学大臣は
全国の
小中学校に
危険なブロック
塀がないか
緊急点検を
行うよう19
日要請し、
早急に
実態を
把握する
考えを
示しました。18
日の
地震で、
大阪・
高槻市では
寿栄小学校の
プールのブロック
塀が
倒れ、
登校中だった
小学校4年生の
三宅璃奈
さんが
死亡し、
高槻市は
倒れたブロック
塀について、
高さが
基準を
超えるなど
建築基準法に
適合していなかったと
発表しました。
これについて林文部科学大臣は閣議のあとの記者会見で、「建築基準法違反があったとすれば誠に遺憾だ」と述べました。
そのうえで林大臣は「全国の学校設置者に対し小中学校のブロック塀の点検を改めて緊急的に行うよう、きょう要請する。点検の進捗状況は今後できるだけ速やかに把握したい」と述べ、全国の小中学校に危険なブロック塀がないか早急に把握する考えを示しました。
国土交通相 注意喚起を行っていく考え
また石井国土交通大臣は、閣議のあとの記者会見で、全国の小中学校のブロック塀の点検を行うとともにほかのブロック塀の所有者に対しても、注意喚起を行っていく考えを示しました。
このなかで石井国土交通大臣は「今回のブロック塀が建築基準法に適合しているかは最終的には、地元の高槻市が判断することになるが、現場の映像を見るかぎり、基準に適合していない可能性が極めて高いと考えている」と述べました。
そのうえで、「文部科学省と連携して小中学校の塀の安全点検に取り組むとともに、今回の原因を把握したうえで、全国のブロック塀の所有者に対し、各自治体を通じて必要な注意喚起をしていく」と述べました。