21
日は
国連が
定めた「
国際ヨガの
日」で、
世界各地でヨガのイベントが
行われています。
発祥の
地のインドでは、ヨガの
愛好家で
あるモディ
首相が、
6万人の
市民と
一緒にヨガを
披露して、
魅力をアピールしました。「
国際ヨガの
日」は、インドのモディ
首相が
4年前の
国連総会で
提案し、
夏至の
頃の
毎年6月21
日と
制定されました。
インドでは、全国およそ60か所で政府が主催して一斉にヨガをするイベントが開かれました。
このうち、北部の都市デヘラドゥンの広場には、市民6万人が集まり、夜明けとともに市民とヨガを一緒にするためモディ首相が登場しました。
モディ首相は演説し、「ヨガによって、いい体調を維持できて、家庭の医療費も下げられる。そのヨガの広がりが、世界とインドを近づけた」と述べ、ヨガの魅力をアピールしました。
そして、およそ45分間、ヨガのポーズを披露しました。
21日のイベントでは、インドで数百万人が一斉にヨガをしたとみられていて、今回は、インド宇宙研究機関が初めて上空の偵察衛星を使って地上を撮影し、参加者のおおよその人数を算出することにしています。
モディ政権は、世界各国でヨガの指導者を育成したり、ヨガを通して各国との交流を深めたりするいわゆる「ヨガ外交」も活発化させていて、ヨガ発祥の地としてインドのイメージアップにつなげようとしています。