今回の
記録的な
豪雨で
大きな被害が
出た
岡山県倉敷市では、
市役所の
職員をかたり、
義援金の
口座振り込みを
求めるうその
電話が
少なくとも4件相次いでいることがわかりました。
市の
職員が
電話で
義援金を
求めることはなく、
市の
消費生活センターが
注意を
呼びかけています。
倉敷市消費生活センターによりますと、11
日から12
日にかけて「
市役所の
職員を
名乗る
人物から
電話があり、
義援金の
口座振り込みをしてほしいと
求められた」
などという
相談が、
市役所を通して
4件相次いで
寄せられたということです。
倉敷市は口座振り込みも含めた義援金の受け付けを12日から始めましたが、市の職員が電話で義援金を求めることはなく、電話の内容はうそだということです。
市の消費生活センターは、義援金名目の振り込め詐欺だとして、求めに応じないよう注意を呼びかけています。
警察によりますと、過去の災害では被害が出た住宅のリフォームの費用として、悪質業者から高額な代金を要求されるなどのケースもあったということです。
警察は「被災後に不審な電話や高額な請求などを受けた際には、1人で抱え込まずに、周囲の人に相談し、落ち着いて行動してほしい」と呼びかけています。