東京オリンピック
開幕まで
2年となるのを
前に、メインスタジアムとなる
新国立競技場が
報道陣に
公開され、
建設が
進むスタンドが
披露されました。
新国立競技場は、
東京大会の
開会式や
閉会式のほか、
陸上競技などが
行われるメインスタジアムで、
来年11
月末の
完成を
目指して
東京 新宿区で
建設が
進められています。
今月24日で東京オリピックの開幕までちょうど2年となるのを前に18日、工事の進捗(しんちょく)が報道陣に公開されました。
地下2階、地上5階建ての競技場は工期の半分以上が終了し、すり鉢状になっている3つの層の観戦スタンドの全体像がわかるまでになっています。
今はスタンドや屋根の建設が進められていて、およそ6万席が用意される客席は、座席の横幅や前の座席との間隔を広く取るよう設計しているということです。
また鉄骨部分に国産の木材を組み合わせた屋根は、完成すればフィールドに向けて60メートルほど突き出す形になる予定です。
一方、およそ2000人が作業している建設現場では、厳しい暑さにも考慮してスポーツドリンクを置き、看護師が常駐するなど熱中症対策を取りながら作業が行われているということです。
事業主体の日本スポーツ振興センターの高橋武男総括役は「世界から人が集まるので、日本のよさが感じられて選手も競技がしやすいスタジアムにしたい」と話していました。