そして、22日、都内で行われたイベントで発表され、オリンピックは「ミライトワ」、パラリンピックは「ソメイティ」となりました。
「ミライトワ」は、「未来」と「永遠」という2つの言葉を結びつけて生まれた名前で、「すばらしい未来を永遠にという願い」が込められています。
また「ソメイティ」は、桜を代表する「ソメイヨシノ」と、英語で非常に力強いという意味の「so mighty」を組み合わせた名前で、「桜をめでる日本の心とパラリンピックアスリートの素晴らしさを印象づける」としています。
「ミライトワ」と「ソメイティ」は、デジタルの世界からインターネットを使って現実の世界に飛び出したというマスコットで、2020年東京大会の顔としてさまざまな形で大会を盛り上げていくことになります。
作者「個性のあるいい名前」
東京オリンピック・パラリンピックを盛り上げる大会のマスコットの作者でイラストレーターの谷口亮さんは、名前が決まったことについて、「個性のあるいい名前がついたと思う。これからイベントなどでマスコットが踊ったり動き回ったりする様子を子どもたちに見てもらいたい」と話していました。
小学5年生「覚えやすい名前」
会場を訪れた小学5年生の女の子は「かっこよくて覚えやすい名前だと思いました。名前も決まり、実際に会えて、東京大会がもっと楽しみになりました。ミライトワとソメイティのぬいぐるみがほしいです」と話していました。
森会長「頑張っていきたい」
東京大会の組織委員会の森会長は「オリンピック、パラリンピックのマスコットは、およそ500万人の子どもたちが選んでくれたと聞いている。大会が成功するように、子どもたちなど日本中の皆さんの協力を得ながら僕たちも頑張っていきたい」と話していました。
小池知事「機運高めていく準備整った」
東京オリンピック・パラリンピックを盛り上げる大会のマスコットの名前が決まったことについて、東京都の小池知事は「ミライトワとソメイティという日本や東京を代表するような名前に決まり、これからますます機運を高めていく準備が整った。子どもたちにかわいがってもらい、世界中の人たちに東京大会のマスコットだと伝わるように努力していきたい」と話していました。