일본어 뉴스: 熱中症で先週搬送２万2000人超うち65人死亡過去最多

熱中ねっちゅう症しょうで先週せんしゅう搬送はんそう２に万まん2000人にん超ちょううち65人にん死亡しぼう過去かこ最多さいた

Jul 24, 2018 12:07

Furigana

先週せんしゅう1週間しゅうかんに熱中ねっちゅう症しょうで病院びょういんに搬送はんそうされた人ひとは全国ぜんこくでおよそ２に万まん2000人にんで、このうち65人にんが死亡しぼうし、いずれも10年ねん前まえに統計とうけいを取とり始はじめてから最もっとも多おおくなったことが総務そうむ省しょう消防庁しょうぼうちょうのまとめでわかりました。総務そうむ省しょう消防庁しょうぼうちょうは受け答うけこたえがおかしいなどの異変いへんを感かんじた場合ばあいはためらわずに救急きゅうきゅう車しゃを呼よんでほしいと呼よびかけています。総務そうむ省しょう消防庁しょうぼうちょうのまとめによりますと、7月つき16日にちから22日にちまでの１いち週間しゅうかんに熱中ねっちゅう症しょうで病院びょういんに搬送はんそうされた人ひとは２に万まん2647人にんに上のぼり、10年ねん前まえの平成へいせい20年ねん７月しちがつに統計とうけいを取とり始はじめてから最もっとも多おおくなりました。

これは、去年きょねんの同おなじ時期じきの3.1倍ばい、前まえの週しゅうの2.3倍ばいにそれぞれ増ふえています。

都道とどう府県ふけん別べつでは、東京とうきょう都とが1979人にんと最もっとも多おおく次ついで愛知あいち県けんが1954人にん、大阪おおさか府ふが1779人にん、埼玉さいたま県けんが1617人にんなどと西日本にしにほんと東日本ひがしにっぽんで多おおくなっています。

症状しょうじょうの程度ていどは、死亡しぼうした人ひとが65人にんに上のぼり、こちらも統計とうけい開始かいし以来いらい最多さいたとなりました。また、入院にゅういんが必要ひつような人ひとは7998人にんで、このうち３さん週間しゅうかん以上いじょうの入院にゅういんが必要ひつような重症じゅうしょうは685人にん、軽症けいしょうが１いち万まん4362人にんで、年齢ねんれい別べつでは、65歳さい以上いじょうの高齢こうれい者しゃが１いち万まん525人にんと全体ぜんたいの半数はんすう近ちかくを占しめたほか、18歳さい以上いじょうから65歳さい未満みまんが8169人にん、乳幼児にゅうようじを含ふくむ18歳さい未満みまんが3953人にんでした。

さらに、西日本にしにほんを中心ちゅうしんとした豪雨ごううの被災ひさい地ちを含ふくむ県けんでは、広島ひろしま県けんが576人にん、岡山おかやま県けんが573人にんといずれも去年きょねんの同おなじ時期じきに比くらべて３さん倍ばい前後ぜんごとなったほか、愛媛えひめ県けんも247人にんと２に倍ばいに増ふえています。

総務そうむ省しょう消防庁しょうぼうちょうは、部屋へやの温度おんどをこまめにチェックして冷房れいぼうを適切てきせつに使つかうほか、こまめに水分すいぶんを補給ほきゅうし、特とくにお年寄としよりなどは気きづかないうちに水分すいぶんが奪うばわれることがあることから、のどが渇かわいていなくても水みずを飲のむようにするなど、熱中ねっちゅう症しょうに十分じゅうぶんな対策たいさくを取とるよう呼よびかけています。

そして、めまいや立たちくらみ、手足てあしのしびれなど熱中ねっちゅう症しょうの症状しょうじょうが確認かくにんされた場合ばあいは涼すずしい場所ばしょへ移動いどうし、保冷ほれい剤ざいで体からだを冷ひやすなどの応急おうきゅう手当てあてを行おこなったうえで、症状しょうじょうが改善かいぜんされず、受け答うけこたえがおかしいなどの意識いしき障害しょうがいやけいれんなどの重おもい症状しょうじょうがみられた場合ばあいはためらわずに救急きゅうきゅう車しゃを呼よぶよう呼よびかけています。