オーストラリアのプロリーグでは、過去に三浦知良選手や小野伸二選手などもプレーしたことがあります。
本田がツイッターに投稿
移籍が発表されてまもなく、本田選手は「署名をしました!オーストラリアで会えることを楽しみにしています!」と自身のツイッターに英語で投稿しました。
本田圭佑選手とは
本田圭佑選手は大阪 摂津市出身の32歳。
日本代表としてワールドカップで2010年の南アフリカ大会からことしのロシア大会まで3大会連続で出場して、そのすべてでゴールを決めるなど、代表チームの攻撃の中心として長年、活躍しました。
とりわけ南アフリカ大会の1次リーグ、デンマーク戦で見せた無回転の揺れるボールで長い距離のフリーキックを直接決めた場面は、本田選手を象徴するプレーとして語り継がれています。
本田選手はこれまでJ1の名古屋グランパスでプロデビューを果たした後、オランダとロシアのチームを経て2014年にイタリア1部リーグの強豪、ミランに移籍してエースナンバーの背番号「10」を背負い、3年半、プレーしました。
そして昨シーズンからはメキシコ1部リーグのパチューカに移籍し29試合で10得点をあげましたが、契約の更新は行っていませんでした。
本田選手はロシア大会を終えた後、「今回が最後のワールドカップになる」などと話し、今後の去就については明らかにしていませんでしたが、今月2日、インターネットテレビの番組に出演した際には、「引退も考えたが、オリンピックを目指すことを決めた」と話し、2年後の東京オリンピックに通常24歳以上の選手が3人まで出場できる「オーバーエイジ」枠で出場を目指す考えを示していました。
メルボルンビクトリーとは
メルボルンビクトリーは2004年に設立され、オーストラリアのプロリーグ「Aリーグ」に所属しています。
昨シーズンはレギュラーシーズンで10チーム中、4位の成績でしたが、上位6チームで争われるプレーオフを制して4回目のリーグ優勝を果たしました。
そしてことしのアジアナンバーワンのチームを決めるACL=アジアチャンピオンズリーグでは1次リーグで敗退しましたが、去年のJ1王者、川崎フロンターレとの対戦では1勝1引き分けと勝ち越しました。
またファンクラブの会員や観客の入場者の数はリーグトップクラスです。
Aリーグに在籍した日本選手を見ますと、J2の横浜FCでプレーする元日本代表の「カズ」こと三浦知良選手や、J1の北海道コンサドーレ札幌に所属する小野伸二選手が、リーグの別のチームでプレーしていたことがあります。