東京に
ある中国大使館が
アメリカを
死に神になぞらえたイラストをツイッターに
投稿したところ、ネット
上で
批判が
相次ぎ、
投稿は
その後削除されました。
中国政府は
近年、
自国の
立場を
国外に
宣伝するためツイッターを
活用していますが、
投稿内容は
たびたび物議を
醸しています。
中国大使館は29日、ツイッターの公式アカウントで、シリアやリビアなどと書かれた部屋から血が流れ、アメリカの国旗をあしらった服を着た死に神が部屋の扉をたたくイラストを投稿しました。
投稿には日本語で「米国が『民主』を持って来たらこうなります」とも書き込まれ、民主主義の重要性を強調するバイデン政権をやゆしたものとみられます。
これに対してツイッター上では「大使館がやることか」とか「寒気がした」などと批判が相次ぎ、投稿はその後、削除されました。
一方、
東京の
アメリカ大使館は30
日、ツイッターに「
あの極めて不快なツイートに
声を
上げてくださった
日本の
皆さまに
感謝いたします。
日米同盟が
共通する
価値観に
深く
根ざしていると
改めて気付かせて
くれる出来事です」と
投稿しました。
「不快なツイート」が何かは具体的に触れていませんが、中国大使館の投稿が削除されたことを念頭に書き込んだものとみられます。
中国政府は近年、自国の立場を国外に宣伝するためツイッターを活用していますが、投稿内容はたびたび物議を醸しています。