運用段階に
入った
民間宇宙船の1
号機で
国際宇宙ステーションに
飛行した
宇宙飛行士の
野口聡一さんは、
およそ5
か月半にわたる
滞在を
終え、
日本時間の2
日午後、
地球に
帰還する
予定です。
さきほど、野口さんが乗った宇宙船のハッチが閉じられ、午前9時半ごろ、国際宇宙ステーションを離れる予定です。
去年11月、アメリカの民間宇宙船「クルードラゴン」の1号機で国際宇宙ステーションに到着した宇宙飛行士の野口聡一さんは、およそ5か月半にわたる滞在を終え、2日、同じ宇宙船で地球に帰還する予定です。
野口さんは、滞在中にさまざまな科学実験を行ったほか、通算で4回目となる宇宙空間での作業も実施しました。
滞在中の先月24日には「クルードラゴン」の2号機で星出彰彦さんが到着し、2010年に野口さんと山崎直子さんが同時に滞在して以来となる日本人宇宙飛行士2人の同時滞在が実現しました。
また、今回の宇宙ステーション滞在で野口さんのこれまでの滞在日数は、通算で344日となり、日本人で最も長い滞在記録をもつ若田光一さんの347日に迫っています。
さきほど日本時間の午前7時26分ごろに野口さんが乗った宇宙船のハッチが閉じられました。
宇宙船はこのあと、午前9時半すぎに宇宙ステーションを離れることになっていて、午後4時前に、アメリカ南部のフロリダ州沖の海面に着水する予定です。