アメリカのフェイスブックから
大量の
個人情報が
流出した
問題で、
日本の
利用者に、
実際にフェイスブックで
使っていたパスワードが
記された
脅迫メールが
送りつけられていることがわかり、
警視庁が
注意を
呼びかけています。フェイスブックは、
今月、
世界の2900
万人の
利用者の
情報が
流出したと
発表し、
この中には
日本国内の
利用者の
情報も
含まれている
可能性があることがわかっています。
こうした中、日本の利用者に脅迫メールが送りつけられるケースが起きていて、このうち都内の40代の男性は16日昼すぎ、「ポルノ動画を閲覧している姿をウェブカメラで撮影した。拡散されたくなければ3000ドルをビットコインで支払え」などと英語で書かれた脅迫メールが届きました。
このメールはロシアのメールアドレスから送りつけられていて、本文にはフェイスブックでしか使っていなかったパスワードが記されていました。
こうした脅迫メールと情報流出との関係はわかっていませんが、インターネット上には同じような脅迫メールが届いたなどとする投稿が複数見られ、警視庁もこうしたメールが届いた際はパスワードを早急に変更し、相手の要求に応じないよう呼びかけています。
フェイスブックジャパンでは、何人の日本人の情報が流出したかは公表できないとしたうえで、「一人一人の利用者に直接メッセージを送って、どのような情報が流出したおそれがあるかや、情報が悪用された際にどう対処するかについて連絡している」と話しています。