雪が降りしきる中、住宅の外に止められた車に近づく影、車上荒らしかと思いきや、クマです。
クマは慣れた様子でドアのハンドルに前足をかけ、器用にドアを開けました。
鼻先を車の中に突っ込んだあと、やおら助手席に乗り込みます。
食べ物が欲しかったと見られるクマ、ひとしきり中を物色すると、次は反対側のドアも開けていき、車内をくまなく探します。
しかし食べる物はなかったようで、クマは立ち去りました。
ドアを開けるのはお手のもののクマでしたが、閉めることはしませんでした。
撮影した男性は「車に食べ物がなかったことに腹を立てて、わざとドアを開けっ放しにしたのではないか」と冗談交じりに話しています。