オリンピックの
卓球で
2大会連続でメダルを
獲得し、
現役引退を
表明した
福原愛さんが
都内で
取材に
応じ「
現役を
続けるか
どうか
ずっと悩んできましたが、
考え抜いた
決断ができて、
晴れやかな
気持ちです」と
今の
心境を
語りました。29
歳の
福原さんは
2大会連続でメダルを
獲得したリオデジャネイロオリンピックの
後、
結婚、
出産し、
競技の
一線から
離れていました。
福原さんはおととい、自身のブログで「選手としての立場を、ここで一区切りつけることを決意しました」と記し、現役を引退することを表明しました。
23日、都内のホテルで報道陣の取材に応じた福原さんは「現役を続けるかどうかずっと悩み続けてきました。自分中心でなく、1歩引いて卓球界での自分の役割など考えた時に、すとんと考えが決まりました。考え抜いた決断ができ、すごく気持ちが軽くなって晴れやかな気持ちです」とにこやかな表情で心境を語りました。
また「26年間、ずっとラケットを握ってきたことでたくさんのことを経験し、勉強もできました。卓球は私にとっての恩人です」と話しました。
そして今後について、「小さいころから皆さんに『愛ちゃん』と呼ばれ、応援されてたくさんのパワーを頂きました。もうコートに立つことはないかもしれませんが、頂いたパワーを卓球界やスポーツ界に貢献していきたいと思います」と話していました。