新型コロナウイルスの
感染拡大を
防ぐため10
日午後、
事業者に対し
休業などへの
協力を
要請する
東京都の
小池知事は「
用意も
あると
思うのであしたからということにしたい」と
述べ、
遅くとも11
日からの
実施に
協力してもらいたいとの
考えを
示しました。
国の
緊急事態宣言が
出される
中、
東京都の
小池知事は9
日夜、
西村経済再生担当大臣と
会談し、
事業者への
休業の
要請をめぐって
協議を
行いました。
その結果、
都は
法律に
基づいて
事業者に対して
休業などへの
協力を
要請することになり、10
日午後、
具体的な
業態や
施設の
種類を
公表します。
これを前に10日午前、記者団の取材に応じた小池知事は「公表のあと事業者はそれに応じた用意もあると思うのであしたからということにしたい」と述べ、遅くとも11日からの実施に協力してもらいたいとの考えを示しました。
関係者によりますと協力を要請するものの中には、ネットカフェやパチンコ店などの休業のほか、居酒屋を含む飲食店では営業時間の短縮などが盛り込まれる予定です。
また都は要請に応じた事業者には「協力金」を出すことにしていて支給する対象や金額についても公表する予定です。
小池知事「一刻も早く実施を進めて」
東京都の小池知事は10日午後公表する事業者に対する具体的な休業などへの協力要請について「スタートダッシュをできるだけ早くということだったが何とか国と整理もできた。きょうの発表のあと事業者はそれに応じた用意もあると思うので休業などの実施についてはあしたからということにしたい。すでに協力いただいているところもたくさんあり、一刻も早く実施を進めていただけるようお願いしたい」と述べました。