日本新聞: 看護職に危険手当の支給を日本看護協会が要望書を提出

看護かんご職しょくに危険きけん手当てあての支給しきゅうを日本にっぽん看護かんご協会きょうかいが要望ようぼう書しょを提出ていしゅつ

Apr 17, 2020 01:04 1

Furigana

新型しんがたコロナウイルスの感染かんせん拡大かくだいに伴ともない、医療いりょうの現場げんばでは感染かんせん者しゃへの対応たいおうが増ふえていることから、日本にっぽん看護かんご協会きょうかいは看護かんご師しなどに対にたいして危険きけん手当てあてなどを支給しきゅうするよう求もとめる要望ようぼう書しょを加藤かとう厚生こうせい労働ろうどう大臣だいじんらに提出ていしゅつしました。要望ようぼう書しょは15日にち、日本にっぽん看護かんご協会きょうかいが加藤かとう厚生こうせい労働ろうどう大臣だいじんなどに対にたいして送付そうふしました。

日本にっぽん看護かんご協会きょうかいによりますと、看護かんご師しは、感染かんせんした患者かんじゃと接せっする時間じかんが長ながいうえに、感染かんせんした人ひとが突然とつぜん診療しんりょうに訪おとずれた場合ばあいでも対応たいおうする必要ひつようがあるなど、医師いしなどと比くらべても感染かんせんのリスクが高たかいということです。

要望ようぼう書しょでは、看護かんご師しや保健ほけん師しなど看護かんご職しょくの人ひとたちは自分じぶんも感染かんせんするのではという不安ふあんや恐怖きょうふを感かんじつつも業務ぎょうむにあたっていると訴うったえました。そして、新型しんがたコロナウイルスの患者かんじゃがいる医療いりょう機関きかんでは、保育ほいく所しょで子こどもの預あずかりを拒否きょひされたり、帰宅きたくの際さいにタクシーから乗車じょうしゃを拒否きょひされたりするなど、いわれのない中傷ちゅうしょうを受うけている現状げんじょうを明あきらかにしました。

そのうえで、看護かんご職しょくに対にたいし、新型しんがたコロナウイルスに感染かんせんした人ひとや、感染かんせんした疑うたがいのある人ひとに接せっした場合ばあいの危険きけん手当てあての支給しきゅうや、帰宅きたくしないでホテルなどに宿泊しゅくはくした際さいの宿泊しゅくはく費ひの補助ほじょなどを求もとめました。