Báo tiếng Nhật: 与党“10万円一律給付急ぐ”野党“収入減世帯に30万円給付も”

与党よとう“10万まん円えん一律いちりつ給付きゅうふ急いそぐ”野党やとう“収入しゅうにゅう減げん世帯せたいに30万まん円えん給付きゅうふも”

Apr 19, 2020 12:04

Furigana

新型しんがたコロナウイルスの感染かんせん拡大かくだいを受うけた経済けいざい対策たいさくをめぐって、ＮＨＫえぬえいちけいの「日曜にちよう討論とうろん」で、与党よとう側がわは、10万まん円えんの一律いちりつ給付きゅうふなどを急いそぐ考かんがえを示しめしたのに対にたいし、野党やとう側がわは、収入しゅうにゅうが減へった世帯せたいへの30万まん円えんの給付きゅうふなども実現じつげんするよう求もとめました。

自民党じみんとうの稲田いなだ幹事かんじ長ちょう代行だいこうは「一律いちりつ10万まん円えんを国民こくみんに給付きゅうふすることによって、一致いっち団結だんけつするというふうに方針ほうしんを転換てんかんした。オンラインや郵送ゆうそう、マイナンバーを利用りようするなどスピード感かんを持もって実現じつげんしていくことが必要ひつようだ。また、雇用こよう調整ちょうせい助成じょせい金きんなどいろんな対策たいさくをしっかりと活用かつようする。地方ちほうへの交付こうふ金きん１いち兆ちょう円えんも用意よういしており、今後こんごの状況じょうきょうを見みながら対策たいさくを打うっていきたい」と述のべました。

公明党こうめいとうの斉藤さいとう幹事かんじ長ちょうは「今回こんかいは一律いちりつ10万まん円えんの給付きゅうふということになったが、これと収入しゅうにゅうが急激きゅうげきに減へった所帯しょたいへの30万まん円えんの給付きゅうふは考え方かんがえかたが違ちがう。まずスピード感かんを持もって一律いちりつ給付きゅうふし、そのうえで本当ほんとうに困こまっているところへの追加ついかの対策たいさくも考かんがえていかなくてはいけない」と述のべました。

立憲りっけん民主みんしゅ党とうの福山ふくやま幹事かんじ長ちょうは「一律いちりつ10万まん円えんの給付きゅうふというわれわれの主張しゅちょうを認みとめたことは評価ひょうかするが、事態じたいは次つぎの段階だんかいに進すすんでいる。収入しゅうにゅうが激減げきげんした世帯せたいへの30万まん円えんの給付きゅうふは、一律いちりつ給付きゅうふとは役割やくわりが異ことなるので維持いじすべきだ。地方ちほう創そう生せい臨時りんじ交付こうふ金きんも１いち兆ちょう円えんでは足たりず、３さん倍ばい、５ご倍ばいにしなければいけない」と述のべました。

国民こくみん民主みんしゅ党とうの平野ひらの幹事かんじ長ちょうは「経営けいえいが瀬戸際せとぎわの状況じょうきょうにある中小ちゅうしょう事業じぎょう者しゃに対にたいし、家賃やちんの支払しはらいを猶予ゆうよする法案ほうあんを作成さくせいしている。われわれはリーマンショックの時ときにも法律ほうりつを作つくったが、中小ちゅうしょう事業じぎょう者しゃは支払しはらいの中なかで家賃やちんの比率ひりつが高たかいので、他たの党とうにも賛成さんせいしてもらいたい」と述のべました。

日本にっぽん維新いしんの会かいの馬場ばば幹事かんじ長ちょうは「緊急きんきゅう事態じたい宣言せんげんが全国ぜんこくに出だされ、都道とどう府県ふけん知事ちじが指揮しき官かんとなった。指揮しき官かんに十分じゅうぶんな『武器ぶき』を渡わたさないと、現場げんばでは動うごけないため、交付こうふ金きんの増額ぞうがくと、自治体じちたいの裁量さいりょうを増ふやすよう求もとめたい」と述のべました。

共産きょうさん党とうの小池こいけ書記しょき局長きょくちょうは「自粛じしゅくの要請ようせいと補償ほしょうはセットで、補償ほしょうなき緊急きんきゅう事態じたい宣言せんげんでは命いのちは守まもれない。宣言せんげんを全国ぜんこくに広ひろげるとなると大だい規模きぼな補償ほしょうが必要ひつようで、国くにの財政ざいせい支援しえんの責任せきにんがますます求もとめられる」と述のべました。