10万まん円えん給付きゅうふ 月内げつないにも“先払さきばらい”開始かいし 北海道ほっかいどう 東川ひがしがわ町まち コロナ対策たいさく

新型しんがたコロナウイルスの感染かんせん拡大かくだいを受うけた一律いちりつ10万まん円えんの「特別とくべつ定額ていがく給付きゅうふ金きん」について、総務そうむ省しょうは早はやいところでは来月らいげつ中ちゅうにも給付きゅうふを開始かいしする見込みこみだとしています。

これについて、東川ひがしがわ町まちは、すでに町民ちょうみんの間までは、収入しゅうにゅうの大幅おおはばな減少げんしょうなどが起おきており、より早はやい対応たいおうが求もとめられるとして緊急きんきゅうに現金げんきんを必要ひつようとする世帯せたいを対象たいしょうに、給付きゅうふ金きんを先払さきばらいすることを決きめました。

先払さきばらいは、地元じもとの金融きんゆう機関きかんの協力きょうりょくのもと、申請しんせいした世帯せたいに対にたいし無む利子りしで１いち人にん当あたり10万まん円えんを融資ゆうしする形かたちで行おこなわれ、返済へんさいには、後日ごじつ、一律いちりつ給付きゅうふされる「特別とくべつ定額ていがく給付きゅうふ金きん」が充あてられることになります。

申請しんせいの受け付うけつけは28日にちから東川ひがしがわ町まち役場やくばで行おこなわれ、早はやければ今月こんげつ30日にちにも先払さきばらいを始はじめるということです。

東川ひがしがわ町まち企画きかく総務そうむ課かの窪田くぼた昭仁あきひと課長かちょうは「すでに30件けん近ちかく問い合といあわせが来きています。少すこしでも早はやく、給付きゅうふ金きんを生活せいかつ費ひなどに役立やくだててほしいです」と話はなしています。

兵庫ひょうご 伊丹いたみ市し 連休れんきゅう明あけにも一律いちりつ給付きゅうふ開始かいしへ

兵庫ひょうご県けん伊丹いたみ市しは、新型しんがたコロナウイルスの感染かんせん拡大かくだいを受うけた現金げんきん10万まん円えんの一律いちりつ給付きゅうふを、来月らいげつ７なな日にちにも始はじめることを明あきらかにしました。

新型しんがたコロナウイルスの感染かんせん拡大かくだいを受うけた、現金げんきん10万まん円えんの一律いちりつ給付きゅうふは各かく自治体じちたいが行おこないますが、伊丹いたみ市しでは来月らいげつ１いち日にちにオンラインでの申請しんせいの受け付うけつけを始はじめ、翌日よくじつの２に日にちから申請しんせい書類しょるいを順次じゅんじ発送はっそうし、手続てつづきが整ととのいしだい、連休れんきゅう明あけの７なな日にちにも給付きゅうふを始はじめることにしています。

伊丹いたみ市しによりますと、今月こんげつ22日にちから設もうけた専用せんようの窓口まどぐちには「どのように申請しんせいしたらいいか」とか、「いつ書類しょるいが届とどくのか」といった問い合といあわせが、相次あいついで寄よせられているということです。

伊丹いたみ市しの藤原ふじわら保幸やすゆき市長しちょうは27日にちの記者きしゃ会見かいけんで「新型しんがたコロナウイルスの影響えいきょうが長期ちょうき化かするなか、早はやく現金げんきんが必要ひつようだという市民しみんの切実せつじつな声こえを受うけ、それを踏ふまえたスケジュールを設もうけた。一刻いっこくも早はやく給付きゅうふしたい」と述のべました。

伊丹いたみ市しの特別とくべつ定額ていがく給付きゅうふ金きん事業じぎょう推進すいしん班はんの田中たなか康之やすゆき副ふく班長はんちょうは「市内しないに住民じゅうみん票ひょうがない人ひとや、家庭かてい内ない暴力ぼうりょくで別居べっきょしている人ひとからの相談そうだんが寄よせられている。具体ぐたい的てきな手続てつづきの手順てじゅんを案内あんないするので、まずは電話でんわで相談そうだんしてもらいたい」と話はなしました。

北海道ほっかいどう 湧別ゆうべつ町まち 住民じゅうみんに申請しんせい書しょ送付そうふ 来月らいげつ1日にちから振り込ふりこみ開始かいしへ

新型しんがたコロナウイルスの感染かんせん拡大かくだいを受うけた現金げんきん10万まん円えんの一律いちりつ給付きゅうふに向むけて27日にち、北海道ほっかいどう湧別ゆうべつ町まちが、住民じゅうみんに対にたいして、申請しんせい書しょの送付そうふを行おこないました。

政府せいふは27日にちの時点じてんの住民じゅうみん基本きほん台帳だいちょうに基もとづいて、すべての人ひとに現金げんきん10万まん円えんを一律いちりつで給付きゅうふすることにしていて、申請しんせいの手続てつづきは市区しく町村ちょうそんが行おこないます。

湧別ゆうべつ町まちは早速さっそく、27日にち、4101世帯せたい、8547人にん分ぶんの申請しんせい用紙ようしの送付そうふを行おこないました。

申請しんせい用紙ようしに必要ひつよう事項じこうを記入きにゅうしたり、預金よきん通帳かよいちょうの写うつしを貼はり付づけたりしたあと町まちに返送へんそうすると、指定していした世帯せたい主ぬしの口座こうざに世帯せたいの人数にんずう分ぶんの給付きゅうふ金きんがまとめて振り込ふりこまれます。

湧別ゆうべつ町まちの石田いしだ昭あきら廣ひろし町長ちょうちょうは、「自粛じしゅくや休業きゅうぎょう要請ようせいによる経済けいざい的てきなダメージを肌はだで感かんじています。町民ちょうみんに１いち日にちも早はやく給付きゅうふ金きんを届とどけたい」と話はなしていました。

町まちによりますと、早はやければ来月らいげつ１いち日にちから振り込ふりこみが始はじまるということです。

東京とうきょう23区くでは… 受け付うけつけや支給しきゅうの開始かいし時期じき 未定みていのところ多おおい

新型しんがたコロナウイルスの感染かんせん拡大かくだいを受うけた現金げんきん10万まん円えんの一律いちりつ給付きゅうふについて、東京とうきょう23区くでは多おおくの区くが受け付うけつけ開始かいしや支給しきゅう開始かいしの時期じきは決きまっていないとしていて、人口じんこうの多おおい都市とし部ぶでは作業さぎょう量りょうが多おおく、支給しきゅう開始かいしには一定いっていの時間じかんがかかる見通みとおしです。

政府せいふは27日にち、国会こっかいに提出ていしゅつした今年度こんねんどの補正ほせい予算よさん案あんに基もとづいて27日にち時点じてんで住民じゅうみん基本きほん台帳だいちょうに記載きさいされているすべての人ひとを対象たいしょうに、現金げんきん10万まん円えんを一律いちりつで給付きゅうふすることにしていて、申請しんせいの手続てつづきなどは市区しく町村ちょうそんが行おこなうことになっています。

これについて、ＮＨＫえぬえいちけいが東京とうきょう23区くに取材しゅざいし、午後ごご５ご時じまでの回答かいとうをまとめたところ、多おおくの区くが受け付うけつけの開始かいし時期じき、支給しきゅう開始かいしの時期じきとも決きまっていないと答こたえました。

この理由りゆうについて、新宿しんじゅく区くや豊島としま区く、目黒めぐろ区くは「対象たいしょう者しゃが多おおく、申請しんせい内容ないようの確認かくにんなどに時間じかんがかかるため、いつから受け付うけつけや支給しきゅうが始はじめられるかは分わからない」としているほか、荒川あらかわ区くは「申請しんせい状況じょうきょうなどを管理かんりするシステムの準備じゅんびが進すすんでおらず見通みとおしは立たてられない」などとしています。

その一方いっぽうで、品川しながわ区くはマイナンバーによるオンラインでの受け付うけつけが来月らいげつ１いち日にちにも始はじまることを想定そうていして、準備じゅんびを進すすめたいとしているほか、新宿しんじゅく区くや江戸川えどがわ区くなどでは来月らいげつ１いち日にちから相談そうだん窓口まどぐちを設置せっちしたいとしています。

目黒めぐろ区く長期ちょうき計画けいかくコミュニティ課かの橋本はしもと隆志たかし課長かちょうは「目黒めぐろ区くにはおよそ16万まん世帯せたいがあり、対象たいしょう者しゃへのはがきの発送はっそうや内容ないようのチェックなどを考かんがえるといつから開始かいしできると言いえる状況じょうきょうにはない。業者ぎょうしゃへの委託いたくや事務じむ作業さぎょうをどう進すすめるかも含ふくめて、決きまっていないことが多おおく、手探てさぐりでやっていくしかない」と話はなしています。