水際対策として帰国する際には、現地を出国する前の72時間以内に受けた検査での陰性証明の提出などが求められていて、家族8人でハワイ旅行に行ったという67歳の男性は、帰国前の検査で次女の夫の陽性が確認されたということです。
このため、付き添いの次女も現地に残して帰国せざるをえなかったということで「ほとんど症状がないのに、なぜか1人だけ陽性でびっくりしましたが、あわててホテルを手配しました。しかたがないことですが心配です」と話していました。
ドイツから帰国した女性は「向こうの空港が混雑していて、前日までに検査が受けられず、すぐに結果が出るという割高な検査を受けたので、3倍くらいのお金がかかりました」と話していました。 成田空港会社によりますと、今月10日から21日までに成田空港から出入国する人はおよそ20万人と、去年の同じ時期のおよそ4.5倍に上ると見込まれていて、帰国のピークとなる21日は、およそ1万人が帰国する見通しだということです。