アメリカで、
トランプ大統領の
別荘に
不法侵入した
疑いで
中国人の
女が
逮捕された
事件で、
この女が
宿泊していた
ホテルの
部屋から
隠しカメラを
捜し出すための
電子機器などが
新たに
見つかりました。
アメリカの
捜査当局は
女が
中国のスパイの
可能性もあるとみて
捜査を
進めています。
この事件は、
先月30
日、アメリカ
南部のフロリダ
州に
あるトランプ大統領の
別荘「マー・アー・ラゴ」で、
中国人の
女が
警備にあたっていたシークレット
サービスにうその
説明をして
敷地内に
入ったとして、
不法侵入の
疑い
などで
逮捕されたものです。
女は30代前半で、携帯電話4台とパソコンのほかウイルスが入ったUSBメモリーを持っていて、調べに対して「チャールズと呼ばれる中国人の指示を受けて上海から来た」と供述していました。
アメリカの捜査当局によりますとその後、女が宿泊していたホテルの部屋からは、隠しカメラを捜し出すための信号を検出する電子機器やUSBメモリー9個、それに携帯電話のSIMカード5枚や8000ドル余り、日本円でおよそ90万円の現金が新たに見つかったということです。
電子機器などを所持していた理由は明らかになっていませんが、捜査当局は女が中国のスパイの可能性もあるとみて捜査を進めています。