大相撲の
横綱 白鵬が、
将来的に
親方に
なることを
目指して
日本国籍を
取得するため、
母国のモンゴル
国籍を
離脱する
手続きを
始めたことが、
関係者への
取材でわかりました。
大相撲の69
代横綱の
白鵬は、
歴代最多の
優勝42
回を
誇る角界の
第一人者で、
将来的に
日本相撲協会に
残って
親方として
後進の
指導にあたることを
希望し、
2年ほど
前から
日本国籍の
取得を
検討する
意向を
示していました。
こうした中、関係者によりますと、白鵬は、今後、日本国籍を取得するため、今月、母国のモンゴル政府に対しモンゴル国籍を離脱する手続きに必要な書類を提出したということです。
現在の相撲協会の規程では、引退した力士が親方になるためには日本国籍を持っていることが条件で、アメリカ・ハワイ出身の元横綱 武蔵丸の武蔵川親方や、白鵬と同じモンゴル出身で元関脇 旭天鵬の友綱親方などが、日本国籍を取得して親方となっています。
白鵬「結果を待つだけ」
白鵬は17日午後、巡業先の東京・大田区で取材に応じ、「今、この時点でああだこうだ言うことはまだ早いと思います。それぞれの国のこともありますから、あとは結果を待つだけだと思います。私からは、これ以上のことは言えない」と話すにとどまりました。