全国の
警察は、21
日の
統一地方選挙の
後半戦の
投票が
終わりしだい、
買収などおよそ30
件の
選挙違反の
摘発に
乗り出す
方針です。
今回の
統一地方選挙を
巡っては、
前半戦と
後半戦を
合わせて19
日までに、
福井県知事選挙の
不在者投票で、
特別養護老人ホームの
入所者の
投票用紙に
勝手に
候補者の
名前を
書いて
投票したとして、
施設の
管理者ら
5人が
逮捕される
など、10の
府と
県で
合わせて18
人が
検挙されています。
また、選挙違反の疑いがあるとして警察が行った警告は、ポスターを決められた場所にはっていないなどの文書の掲示違反を中心に3412件で、前回、4年前の統一地方選挙の同じ時期と比べると683件少なくなっています。
警告のうち、ホームページやブログ、それにSNSなど、インターネットを使った選挙運動に関する違反は前回より8件多い41件でした。
全国の警察は、買収などおよそ30件の選挙違反について捜査を進めていて、統一地方選挙の後半戦の投票が21日夜、終わりしだい、摘発に乗り出す方針で、およそ70人から事情を聴くことにしています。