21
日に
投票が
行われた
衆議院の
2つの
補欠選挙で
いずれも
自民党の
候補が
敗れたことについて、
安倍総理大臣は、
夏の
参議院選挙に
向けて、
改めて一人一人が
結果を
受け止めて
身を
引き締める
必要が
あるとしたうえで、
態勢の
立て直しを
急ぐ考えを
示しました。
衆議院の
2つの
補欠選挙は21
日に
投票が
行われ、
沖縄3区で
野党側から
支援を
受けた
新人の
候補が
初めての
当選を
果たした
ほか、
大阪12
区でも日本維新の
会の
新人が
初当選を
果たし、
いずれも
自民党の
候補が
敗れる
結果となりました。
これについて、安倍総理大臣は22日午前、総理大臣官邸に入る際、記者団に対し、「党一丸の戦いで手応えも感じられたが、大変残念な結果になった。今後、一つ一つ政策課題について結果を出すことで国民の負託に応え、全力を尽くしていきたい」と述べました。
そのうえで、「参議院選挙に向けて、一人一人が選挙結果を胸に刻みつけて、いま一度しっかりと身を引き締めなければならない。それぞれの候補者が地域の声に耳を傾け、政策に生かすという原点に立ち返り、参議院選挙の必勝を期していきたい」と述べ、態勢の立て直しを急ぐ考えを示しました。
また、安倍総理大臣は、沖縄3区でアメリカ軍普天間基地の名護市辺野古への移設反対を訴えた候補が勝利したことについて「大切なことは、沖縄の基地負担の軽減に向けて一つ一つ結果を出していくことだ。一日も早い普天間基地の全面返還を目指していきたい」と述べました。