平成の30
年間を、
各種の
統計データで
振り返ったところ、
人口減少と
少子高齢化が
進む一方、インターネットが
急速に
普及したこと
などが
浮き彫りとなりました。
総務省のまとめによりますと、
日本の
総人口は、
平成20
年の
1億2808
万人をピークに、
平成23
年以降は
減少し
続けています。
そして、
平成27
年には
初めて75
歳以上の
人口の
割合が、14
歳までの
割合を
上回るなど少子高齢化が
急激に
進みました。
また、男女ともに未婚の割合が上昇傾向にあり、特に、25歳から29歳の女性の未婚率は、平成2年の40.4%から、平成27年には61.3%と大幅に上昇しました。
一方、ライフスタイルも大きく変化し、インターネットや携帯電話の普及で、去年の1世帯当たりの1か月の通信費は1万3404円と、30年前から2倍以上増えました。
このほか女性の社会進出も進み、これまで男性の職場とみられていた鉄道業の女性従業員の割合は、平成3年の2.9%から平成28年には10.0%と3.4倍に増えたほか、女性の研究者の数も、平成元年から30年で3.9倍となりました。
また、6歳未満の子どもを持つ家庭で、妻が、1週間に家事をする時間は平成8年の4時間8分から、平成28年は3時間7分と、1時間ほど短くなった一方、夫が家事をする時間は、18分から49分に増えました。