일본어 뉴스: 脊髄損傷の新治療保険適用で今月中旬から

脊髄せきずい損傷そんしょうの新しん治療ちりょう保険ほけん適用てきようで今月こんげつ中旬ちゅうじゅんから

May 4, 2019 07:05

Furigana

背骨せぼねの中なかの神経しんけいが事故じこなどで傷きずついて手足てあしが動うごかせなくなる脊髄せきずい損傷そんしょうの患者かんじゃに、患者かんじゃ自身じしんの特殊とくしゅな細胞さいぼうを利用りようして症状しょうじょうを改善かいぜんさせる治療ちりょうが国くにに条件じょうけん付つきで承認しょうにんされたため、札幌さっぽろ医科いか大学だいがくでは公的こうてきな医療いりょう保険ほけんを適用てきようした治療ちりょうを今月こんげつから開始かいしすることになりました。この治療ちりょう法ほうは、札幌さっぽろ医科いか大学だいがくなどが開発かいはつしたもので、事故じこなどで脊髄せきずいが傷きずつき手しゅや足あしを動うごかせなくなった脊髄せきずい損傷そんしょうの患者かんじゃを対象たいしょうに、患者かんじゃの体内たいないから取り出とりだした「間はざま葉よう系けい幹みき細胞さいぼう」と呼よばれる特殊とくしゅな細胞さいぼうを培養ばいようして増ふやし、１いち億おく個こほどを血液けつえき中ちゅうに戻もどして症状しょうじょうの改善かいぜんをはかります。

国くには去年きょねん、医療いりょう製品せいひんとして、今後こんご７なな年ねん以内いないに改あらためて有効ゆうこう性せいを検証けんしょうすることなどを条件じょうけんに承認しょうにんしたことから、札幌さっぽろ医科いか大学だいがくは今月こんげつ中旬ちゅうじゅんから公的こうてきな医療いりょう保険ほけんが適用てきようして患者かんじゃの受け入うけいれを始はじめることになりました。