Actualités japonaises: 「改憲は期限設けるものではない」自民加藤総務会長

「改憲かいけんは期限きげん設もうけるものではない」自民じみん加藤かとう総務そうむ会長かいちょう

May 7, 2019 14:05

Furigana

安倍あべ総理そうり大臣だいじんが憲法けんぽうを改正かいせいし、来年らいねんの施行しこうを目指めざす考かんがえを改あらためて示しめしたことについて、自民党じみんとうの加藤かとう総務そうむ会長かいちょうは「期限きげんを設もうけるものではない」と指摘してきしたうえで、国会こっかいの憲法けんぽう審査しんさ会かいで改正かいせいに向むけた議論ぎろんを進すすめたいという考かんがえを示しめしました。

安倍あべ総理そうり大臣だいじんは今月こんげつ３さん日にちの憲法けんぽう記念きねん日びに、憲法けんぽう改正かいせいを目指めざす立場たちばの団体だんたいが開ひらいた会合かいごうにビデオメッセージを寄よせ、自衛隊じえいたいの明記めいきなどの改正かいせいを実現じつげんし、来年らいねんの施行しこうを目指めざす考かんがえを改あらためて示しめしました。

これについて自民党じみんとうの加藤かとう総務そうむ会長かいちょうは記者きしゃ会見かいけんで、「安倍あべ総理そうり大臣だいじんとしては、憲法けんぽう改正かいせいに向むけた気持きもちは変かわらないということだと思おもうが、期限きげんを設もうけるものではないとも言いってきた」と指摘してきしました。

そのうえで、「自民党じみんとうとしても国会こっかいの憲法けんぽう審査しんさ会かいでしっかり議論ぎろんが行おこなわれるよう努力どりょくを重かさねていきたい」と述のべ、憲法けんぽう改正かいせいに向むけた議論ぎろんを進すすめたいという考かんがえを示しめしました。

また公明党こうめいとうの山口やまぐち代表だいひょうは記者きしゃ会見かいけんで「なかなか現実げんじつには憲法けんぽう改正かいせいの議論ぎろんが進すすみにくい状況じょうきょうの中なかで、国民こくみんの理解りかいをどう得えるのか、具体ぐたい的てきな場ばで努力どりょくする必要ひつようがある。いま確かくたる見通みとおしを鮮明せんめいに持もつ状況じょうきょうにはない」と述のべました。