埼玉県戸田市の
皮膚科クリニックの
院長が、
看護師の
資格がない
パート従業員にレーザーを
使った
脱毛の
施術を
繰り返し
行わせていたとして
書類送検されました。
書類送検されたのは、
戸田市に
ある皮膚科クリニックの74
歳の
男性院長と
パートの
女性従業員ら
合わせて
5人です。
捜査関係者によりますと、院長は、平成27年10月からおととし4月にかけて、看護師や准看護師の資格がないパート従業員に指示し、患者4人にレーザーを使った脱毛の施術を行わせていたとして、保健師助産師看護師法違反などの疑いが持たれています。
警察は、3年前、ひげの脱毛の施術を受けた男性から、顔にやけどをしたと相談を受けて捜査を進めていました。
捜査関係者によりますと、このクリニックでは、平成29年までの3年間におよそ900人に対して違法な施術が行われ、代金としておよそ940万円を得ていたということです。
警察の調べに対し院長は、「看護師を募集したが集まらず、レーザー脱毛は簡単なので誰にでもできると判断して行わせていた」と供述しているということです。