無人ロボットで
測量してつくった
深海の
海底地図の
正確さ
などを
競う
世界初の
大会で、
海洋研究開発機構の
研究者などでつくる
日本チームが
準優勝しました。
アメリカの
民間財団が
主催した、
無人ロボットでつくった
深海の
海底地図の
正確さや
広さなどを
競う
世界初の
大会には32
チームが
参加し、
去年の
決勝では、
日本やアメリカなどの
5チームがギリシャ
沖の
地中海で
最大水深4000
メートルの
海底の
地図づくりに
挑んでいました。
そして、日本時間の1日、財団が結果を発表し、海洋研究開発機構の研究者などでつくる日本チーム「KUROSHIO」が準優勝しました。
日本チームは、ソナーで海底の地形を測定する長さ5メートルほどの自立型ロボットと、その位置を海上から把握する小型の無人船を使って、長さ30キロ余り、幅5キロの海底地図をつくりあげました。
チームの共同代表の中谷武志さんは「準優勝できてうれしいです。大会を通じて培った海底探査の技術をさらに発展させていきたい」とコメントしています。
日本チームには賞金100万ドル(日本円でおよそ1億1000万円)が贈られ、今後、国内で記者会見を開く予定です。