大阪・
吹田市の
交番の
前で
巡査が
包丁で
刺されて
拳銃が
奪われた
事件で、
警察によりますと、
刺された
巡査は
意識が
戻り、
医師の
呼びかけに
反応できるようになったということです。
警察は21
日午前、
逮捕した
男の
東京・
品川区の
自宅を
捜索し、
動機につながる
資料がないか
などを
調べています。
東京・
品川区の
飯森裕次郎容疑者(33)は、
今月16
日の
早朝、
吹田市の
交番に
勤務する
古瀬鈴之佑巡査(26)を
包丁で
襲い、
拳銃を
奪ったとして、17
日、
強盗殺人未遂の
疑いで
逮捕されました。
警察によりますと調べに対し、容疑を否認しているということです。
古瀬巡査は左胸などを深く刺され意識不明の重体でしたが、警察によりますと徐々に回復して意識が戻り、医師の呼びかけに応じて指を動かせるようになったということです。
これまでの調べで、飯森容疑者は事件直前に公衆電話から空き巣の被害を装った110番通報をして、当時3人が勤務中だった交番から2人を出動させるようしむけた疑いがあることがわかっています。
さらに現場の状況などから、飯森容疑者は2人の警察官が交番を出てから1分もたたない、わずか数十秒後に最後に残った古瀬巡査を襲ったとみられることが捜査関係者への取材で分かりました。
警察は21日午前、品川区にある飯森容疑者の自宅を捜索し、動機につながる資料がないかなどを調べています。