欧州が今週、健康に有害な影響を与える恐れがある熱波に襲われ、26、27両日には最高で38度の高温を観測する可能性が出て来ました。気象情報企業「Accuweather」が23日までに報告しました。
大西洋上にとどまっている暴風雨圏と欧州中部や東部に位置する高気圧の影響となっています。この高気圧などがアフリカ大陸からのかなりの熱風を引き寄せ、欧州内を北上させるとも予測しました。
最初の熱波はスペインで観測される見通しで、その後、フランス、ドイツ、ベルギー、チェコ、スイスやイタリアに高温をもたらします。熱波は7月初めまで続くともみられます。
米海洋大気局によると、世界的に見て昨年は2016年、15年と17年に次ぐ4番目に暑い年間となっていました。