ことし
2月、
東京都内の
飲食店で、20
代の
女性にスパークリング
ワインなどの
酒を
大量に
飲ませて
こん睡させ、
性的な
暴行をしたとして、
警視庁は、
当時、
大手証券会社 野村証券の
社員だった
男2人を
逮捕しました。
女性は
現在も
精神的なショックから
立ち直れず
体調を
崩したままだということです。
逮捕されたのは、
いずれも
野村証券の
元社員で、
東京 港区に
住む千葉健太容疑者(28)と、
大阪 北区の
樋野良輔容疑者(25)です。
警視庁によりますと、2人はことし2月15日深夜から翌日未明にかけ、東京の恵比寿駅近くの飲食店で20代の女性にスパークリングワインなどの酒を大量に飲ませてこん睡させ、五反田駅近くのホテルに連れ込んで性的な暴行をした疑いが持たれています。
これまでの調べで、女性は2人とは初対面でしたが、飲食店でスパークリングワインを一気に飲み干すよう何度もあおられ、ホテルではかわるがわる性的暴行を加えられたということです。
その後、女性はホテルから抜け出し、警察官に助けを求めました。
女性は現在も精神的なショックから立ち直れず、体調を崩したままで、仕事に就けない状態が続いているということです。
調べに対し2人は黙秘しているということです。
野村ホールディングス「被害者の方に深くおわび」
野村ホールディングスは「当社の元社員が逮捕されたことは事実です。被害者の方に深くおわびするとともに社員教育の再徹底を図り信頼回復に努めてまいります」とコメントしています。