家族などをみとった
経験が
ある人の40%
近くが、
亡くなる2か月から
3か月前の
時点では
死が
近いと
思っていなかった、という
民間のシンクタンクの
アンケート調査がまとまり、
元気な
時から
穏やかに
最期を
過ごせるよう、
話し合っておくことが
大切だと
指摘しています。
民間のシンクタンク「みずほ
情報総研」は、
家族などをみとった50
代と60
代の
男女1000
人を
対象に、インターネットで
アンケート調査を
行いました。
その結果、亡くなる時期について、2か月から3か月前の時点では、
▽「全く予想していなかった」と答えた人が17%、
▽「もっと先だと思っていた」が20%と、合わせて40%近くの人が死が近いと思っていなかったということです。
事前に話し合っておくべきことを複数回答で尋ねたところ、
▽終末期医療や延命治療の希望が53%と最も多く、
▽葬儀や墓についての希望が38%、
▽最期を過ごす場所についての希望が30%などとなりました。
みずほ情報総研によりますと、みとった人たちを対象にした調査は少ないということで、羽田圭子チーフコンサルタントは「亡くなる人が大切にしていたものを尊重して穏やかに最期を過ごせるよう、元気な時から話し合っておくことが大切だ」と指摘しています。