ゆるキャラグランプリは自治体や企業などのいわゆる「ゆるキャラ」の日本一を決める催しで、9回目となることしは全国から合わせて789のキャラクターが参加しました。
会場となった長野市のアリーナ「エムウェーブ」の駐車場でゆるキャラが最後のPRをしたあと、事前にインターネットで行われた投票と、会場での投票の集計結果が発表されました。
そして、地元 長野県のPRキャラクターでことしでデビュー10周年となる「アルクマ」が10万6419票と、わずか61票差でグランプリを獲得しました。
▽2位は大阪府泉佐野市の「一生犬鳴!イヌナキン!」、
▽3位は熊本県にある鞠智城の「ころう君」でした。
「アルクマ」は、各地をクマなく歩き回って信州の魅力を広く伝えるのが生きがいという設定のキャラクターで、県内で豪雨災害からの復興に取り組む中でのグランプリ獲得となりました。
9年間応援しているという東京の女性は「本当にうれしいです。これからも応援し続けます」と話していました。
阿部知事は「このグランプリを台風災害からの復旧・復興の力に変えたい。アルクマにはこれからも観光PRに頑張ってもらいたい」と話していました。