Báo tiếng Nhật: 福島第一原発汚染水処理風評被害防止に全力経産相

福島ふくしま第だい一いち原発げんぱつ汚染おせん水すい処理しょり風評ふうひょう被害ひがい防止ぼうしに全力ぜんりょく経けい産さん相しょう

Nov 3, 2019 19:11

Furigana

梶山かじやま経済けいざい産業さんぎょう大臣だいじんは就任しゅうにん後ご初はじめて東京とうきょう電力でんりょく福島ふくしま第だい一いち原子力げんしりょく発電はつでん所しょを視察しさつし、汚染おせん水すい処理しょりをしたあとも放射ほうしゃ性せい物質ぶっしつの残のこる水みずがたまり続つづけていることについて、処理しょりに当にあたっては農産物のうさんぶつや海産物かいさんぶつなどに風評ふうひょう被害ひがいが広ひろがらないよう全力ぜんりょくを挙あげる考かんがえを示しめしました。先月せんげつ25日にちに就任しゅうにんした梶山かじやま経済けいざい産業さんぎょう大臣だいじんは3日にち、福島ふくしま第だい一いち原子力げんしりょく発電はつでん所しょを訪おとずれ、東京とうきょう電力でんりょくの小早川こばやかわ智明ともあき社長しゃちょうらから廃はい炉ろ作業さぎょうの進捗しんちょく（しんちょく）について説明せつめいを受うけるとともに、大量たいりょうの汚染おせん水すいを処理しょりするＡＬＰＳ（あるぷす）と呼よばれる装置そうちを視察しさつしました。

福島ふくしま第だい一いち原発げんぱつの敷地しきち内ないにはＡＬＰＳで処理しょりしたあともトリチウムなどの放射ほうしゃ性せい物質ぶっしつが残のこった水みずがたまり続つづけ、国くにの有識者ゆうしきしゃ会議かいぎが今後こんごの扱あつかいを議論ぎろんしていますが、海うみや大気たいきなどの環境かんきょう中ちゅうに放出ほうしゅつすることに対にたいしては地元じもとから根強ねづよい反対はんたいがあります。

視察しさつのあと梶山かじやま大臣だいじんは記者きしゃ団だんに、「スケジュールありきではなく必要ひつような議論ぎろんを尽つくすことが重要じゅうようだ」と述のべました。

そのうえで「消費しょうひ者しゃの心理しんりは難むずかしい。科学かがく的てきな議論ぎろんとともに、地域ちいきの人ひとたちだけでなく、全国ぜんこく、場合ばあいによっては世界せかいの消費しょうひ者しゃへの説明せつめいも丁寧ていねいにしっかりやっていかなければならない」と述のべ、水みずの処理しょりに当にあたっては農産物のうさんぶつや海産物かいさんぶつなどに風評ふうひょう被害ひがいが広ひろがらないよう全力ぜんりょくを挙あげる考かんがえを示しめしました。