大谷おおや翔しょう平たいら 2試合しあい連続れんぞくとなる今季こんき2号ごう 鈴木すずき誠まこと也は3打点だてんの活躍かつやく

ドジャース対たいカブスは5日にちからカブスの本拠地ほんきょち、シカゴで3連戦れんせんが始はじまり、ドジャースの大谷おおや選手せんしゅは2番ばん・指名しめい打者だしゃ、カブスの鈴木すずき選手せんしゅは2番ばん・ライトで出場しゅつじょうしました。

前まえの試合しあいで移籍いせき後ご初はつホームランを打うった大谷おおや選手せんしゅは1回かいの第だい1打席だせきで低ひくめのボールを左中間さちゅうかんへ運はこぶツーベースヒットを打うち、先制せんせい点てんにつなげました。

続つづく3回かいの第だい2打席だせきはファーストゴロでしたが、2対たい6で4点てんを追おう5回かい、ノーアウト一塁いちるいで第だい3打席だせきに立たち、初球しょきゅうの変化球へんかきゅうをライトのポール際ぎわに運はこぶ2試合しあい連続れんぞくとなる今こんシーズン2号ごうのツーランホームランを打うちました。

大リーグだいり-ぐ通算つうさん173本ほん目めで松井まつい秀喜ひできさんが持もつ日本にっぽん選手せんしゅ最多さいた記録きろくまであと2本ほんとしました。

このあと7回かいの第だい4打席だせきはセンターライナー、8回かいの第だい5打席だせきはセンターフライに倒たおれ、大谷おおや選手せんしゅは5打数だすう2安打あんだ2打点だてんホームラン1本ほんで2試合しあい連続れんぞくでの複数ふくすう安打あんだをマークしました。

一方いっぽう、カブスの鈴木すずき選手せんしゅは1回かいの第だい1打席だせきで空振からぶり三振さんしんのあと、2回かい、チームが同点どうてんに追おいつき、なおも満塁まんるいのチャンスで第だい2打席だせきが回まわってきました。

この打席だせきで鈴木すずき選手せんしゅはファウルで粘ねばって相手あいてのワイルドピッチを誘さそい、勝ち越かちこし点てんを呼び込よびこんだ後のち、ライトの頭上ずじょうを越こえる2点てんタイムリーツーベースを打うち追加ついか点てんをあげました。

そして、4回かいの第だい3打席だせきがフォアボール、8対たい5で迎むかえた6回かいの第だい4打席だせきは、ワンアウト三塁さんるいのチャンスでライトへ犠牲ぎせいフライを打うち再ふたたび追加ついか点てんにつなげました。

鈴木すずき選手せんしゅは2打数だすう1安打あんだ3打点だてんで連続れんぞく試合しあいヒットを5に伸のばしました。

試合しあいはカブスが9対たい7で逃にげきり5連勝れんしょうとし、敗やぶれたドジャースは連勝れんしょうが4で止とまりました。

6日にちの第だい2戦せんはドジャースの山本やまもと由ゆかり伸しん投手とうしゅが先発せんぱつのマウンドに上あがる予定よていで鈴木すずき選手せんしゅとの大リーグだいり-ぐ初はつ対戦たいせんに注目ちゅうもくが集あつまります。

鈴木すずき誠まこと也「いますごくいい状態じょうたい」

3打点だてんをあげて勝利しょうりに貢献こうけんしたカブスの鈴木すずき誠まこと也選手せんしゅは、試合しあい後ごのインタビューで「厳きびしい試合しあいだったが勝利しょうりはうれしい。得点とくてん圏けんで相手あいてはいいピッチャーだったので、どんどん振ふっていこうと思おもった結果けっかが2点てんタイムリーツーベースヒットにつながってよかった」と話はなしました。

また、連続れんぞく試合しあいヒットを5に伸のばし、好調こうちょうが続つづくバッティングについて「チームの雰囲気ふんいきもいいし、選手せんしゅたちも1試合しあい1試合しあいに集中しゅうちゅうしてやれているので、僕ぼくもそれに乗のっかって行いけている。いますごくいい状態じょうたいだと思おもう」と話はなしました。

さらに、日本にっぽん選手せんしゅが4人にんいるカブスとドジャースの対戦たいせんに日本にっぽんのファンが注目ちゅうもくしていることについては「本人ほんにんたちはあまり気きにしていないと思おもうがやはり翔しょう平たいらのホームランを見みるとすごいなと思おもうし、自分じぶんはまだまだだなと思おもう。1試合しあい1試合しあいしっかりと勝かって最後さいごは笑わらって終おわることができるように頑張がんばりたい」と話はなしました。

大谷おおやのホームラン 監督かんとくや相手あいて投手とうしゅが称賛しょうさん

大谷おおや選手せんしゅの今こんシーズン2本ほん目めのホームランは、チェンジアップに態勢たいせいを崩くずされながらも最後さいごは右手みぎて1本ほんでスタンドに運はこんだものでした。

ドジャースのロバーツ監督かんとくは「とても印象いんしょう的てきだった。速球そっきゅうが打うてても、変化球へんかきゅうにも対応たいおうして角度かくどのついた打球だきゅうにするのはとても難むずかしいことで、特別とくべつなアスリートにしかできない」と称賛しょうさんしました。

また、相手あいてピッチャーのヘンドリクス投手とうしゅは「甘あまいボールを彼かれは逃のがさなかった。すごいバッターはそういうものでそこに違ちがいが出でてくる。試合しあいで最さい高級こうきゅうのバッターと対戦たいせんできるのは最高さいこうで、楽たのしいチャレンジだった」と振り返ふりかえりました。

カブスの本拠地ほんきょち、リグレーフィールドは上空じょうくうの風かぜが強つよいことでも知しられていますが、ライトでホームランを見送みおくった鈴木すずき選手せんしゅも「彼かれに風かぜは関係かんけいないでしょうね」と納得なっとくの様子ようすで、改あらためて持ち前もちまえのパワーと技術ぎじゅつを示しめすホームランとなりました。