行政手続きでの
押印廃止の
取り組みが
進められていることを
受けて、
警察庁は、
自動車の
車庫証明など315の
手続きで
押印を
廃止することを
決めました。
来年1
月から
導入される
見通しです。
押印が
廃止されるのは
車を
購入した
時などに
保管場所の
登録として
必要な
車庫証明や、
路上でイベントや
工事を
行う際に
提出する
道路使用許可など、
警察が
関係する315の
行政手続きです。
車庫証明は1年間におよそ790万件、道路使用許可はおよそ360万件申請があるということです。
警察庁は、今後、国家公安委員会の規則などを改正し、来年の1月には新しい様式の申請書で手続きができる見通しです。
また、現在は警察署の窓口などに直接出向いて行っているさまざまな手続きについて、手続き自体をオンライン化してパソコンやスマートフォンなどから申請ができるようにすることも検討しています。
国家公安委員長「着実に改革進めたい」
自動車の車庫証明などで押印を廃止することについて、小此木国家公安委員長は22日の記者会見で「これまでの行政の在り方を見直すよい機会で、できるところから着実に改革を進めていきたい」と述べました。