15
日、
東京 練馬区の
プールで
小学生の
女の子が
死亡した
事故で、
女の子は
発見の
およそ1時間前にプールで
遊び始めてまもなく
行方が
分からなくなったことが
警視庁への
取材で
分かりました。
女の子は
水面に
浮かんだ
遊具の
下で
見つかっていて、
警視庁は
詳しい経緯を
調べています。15
日午後、
東京 練馬区の
遊園地「としまえん」の
プールで
埼玉県朝霞市の
小学3年生、
森本優佳さん(
8)が
水面に
浮かべたマットのような
遊具の
下で
見つかり、
死亡しました。
警視庁のその後の調べによりますと、森本さんは両親と妹とともに家族4人で遊びに来ていて、午後1時すぎごろから現場のプールで父親と遊び始めましたが、まもなく行方が分からなくなったということです。
父親が監視員に相談し、拡声機で名前を呼びかけてもらいましたが見つからず、遊び始めてからおよそ1時間後の午後2時の定時点検で監視員が水中に潜って確認したところ、森本さんを発見しました。
警視庁は、1人になったときに何らかの理由で遊具の下に入り込んで溺れた可能性があるとみて詳しい経緯を調べています。
水上アスレチック 安全基準なし
今回事故が起きた水面に浮かべる遊具は「水上アスレチック」とも呼ばれています。
大型のものもあり子どもたちから人気で、近年、プールや海水浴場などに多く設置されています。
一方で、文部科学省などによりますと、こうした遊具の安全基準はなく、安全管理は事業者に任せられています。
国の指針は、プールそのものの構造や設備などについて定められていますが、遊具に関する決まりはないということです。