12日午後3時15分ごろ、大阪府守口市大久保町4の木造2階建て住宅で、住人の高齢夫婦が亡くなっているのが見つかりました。2人に外傷はありませんでした。室内は窓や扉で閉め切られて熱気が充満した状態だったといい、府警は猛暑による熱中症で死亡した可能性があるとみて死因を詳しく調べます。
府警守口署によると、夫婦は2人暮らしで、無職の吉田忠雄さん(88)と妻正野さん(86)です。吉田さんは1階の仏間に横たわって倒れ、正野さんは同じ階の洋室のマッサージチェアに座り込むような状態でした。仏間では扇風機が1台作動したままでした。洋室にはエアコンがありましたが、動いていませんでした。2人はともに長袖と長ズボン姿でした。