任期満了に
伴う東京 日の出町の
町議会議員選挙は、
町内に
住んでいる
実態がなく、
被選挙権がない
男性が
立候補した
結果、
候補者が
定員を
上回り、25
日投票が
行われました。
この候補者の
票はすべて
無効票となりましたが、
投票が
行われたことで400
万円の
費用がかかったということです。
日の出町の
選挙管理委員会によりますと、
町議会議員選挙は
今月20
日に
告示され、14
人の
定員に対し、15
人が
立候補を
届け出て、
選挙戦に
入りました。
その後、候補者の1人である50歳の男性が被選挙権がないことを選挙公報でみずから明らかにし、選管の調査で、町内に住んでいる実態がないことが分かりました。
選挙公報の中で、この候補者は立候補をした理由について「現在の選挙制度に疑問があるため」などと説明しています。
選管によりますと、公職選挙法では、立候補の届け出の書類が形式的に整っていれば、住所要件で却下することはできないということで、法律に従って開票作業の直前に無効票として扱う対応を決めたということです。
今回の選挙で、無投票だった場合の費用はおよそ900万円の見込みでしたが、選挙戦に入り、投開票が行われた結果、さらにおよそ400万円の費用がかかったということです。