自民党の
上野宏史厚生労働政務官は、
一部週刊誌で、
外国人労働者の
在留資格をめぐって
口利きを
行う見返りに、
企業に
金銭を
求めていた
などと
報じられたことを
受けて、
政務官の
辞表を
提出しました。
厚生労働政務官を務める自民党の上野宏史衆議院議員は、先週発売された「週刊文春」で、外国人労働者の在留資格の認定をめぐって、法務省に口利きを行う見返りに、東京都内の人材派遣会社に金銭を求めていたなどと報じられました。
これを受けて上野氏は、「金銭の要求など不正なことはしていないが、政府に迷惑をかけたくない」などとして、28日、根本厚生労働大臣宛てに政務官の辞表を提出しました。
根本大臣は記者団に対し、「辞表が出たのでしかるべく対応する」と述べ、受理されることになるという見通しを示しました。
上野氏は、衆議院比例代表・南関東ブロック選出で48歳、経済産業省を経て、参議院選挙にみんなの党から立候補して初当選したあと、日本維新の会に入り、衆議院選挙に立候補し、現在は自民党に所属しています。