スウェーデンの首都ストックホルムの水族館で開かれたパーティーで、キューバの最高指導者だった故ィデル・カストロ元国家評議会議長のワニが、パーティー出席者の男性に噛みついて負傷させました。
ストックホルムのスカンセン水族館ではこの日、ザリガニを食べるスウェーデン伝統の祭り「クレイフィッシュパーティー」が開かれました。
同水族館の経営者によると、噛まれた男性は会場内で岩の上に立って演説しながら、高さ2メートルのガラス製のついたてごしに手を伸ばしました。これを見たキューバワニの中の1頭が近寄って飛びかかり、男性の腕に噛みついました。
ワニは10秒ほどで離れましたが、男性は腕から手にかけて負傷しているということです。
スカンセン水族館は、再発防止のための措置を講じると表明しました。ストックホルム警察は捜査を行っていることを明らかにしました。