韓国のムン・ジェイン(
文在寅)
大統領の
支持率は
先週より
1ポイント下がって44%となり、
2週続けて「
不支持」が「
支持」を
上回りました。ムン
大統領の
側近をめぐるスキャンダルが
影響する
一方、
日本への
対応が
支持率アップにはつながっていないことがうかがえます。
韓国の
世論調査機関「
韓国ギャラップ」は、29
日までの
3日間、
およそ1000
人を
対象に
行った
世論調査の
結果を
発表しました。
それによりますと、ムン・ジェイン大統領を「支持する」と答えた人は先週より1ポイント下がって44%、「支持しない」は先週と変わらず49%となり、2週続けて「不支持」が「支持」を上回りました。
またムン大統領が新しい法相に起用すると発表した側近のチョ・グク氏が適任かどうかという質問では、「適任でない」が57%、「適任」は27%にとどまりました。
一方、日本への対応については「よくやっている」が55%、「よくやっていない」が34%、日本との軍事情報包括保護協定=「GSOMIA」の破棄の決定については「よくやった」が53%、「よくなかった」は28%となり、いずれも評価されています。
今回の調査結果からは、側近のチョ氏をめぐるスキャンダルが影響して支持率を押し下げている一方、日本への対応が支持率アップにはつながっていないことがうかがえます。