フィリピンの首都マニラ近郊のラグナ州で1日の午後、患者を搬送していた小型機がリゾート施設の敷地内に墜落し、搭乗していたパイロットや医者、看護師など9人全員が死亡しました。
この事故で地元の警察や航空当局は死亡した9人のうち1人は、ヤマト・トガワさんという28歳の看護師だったと発表しました。
マニラにある日本大使館は日本人かどうか確認を進めてきましたが、3日までにトガワさんはフィリピン国籍の男性であることを確認したということです。
警察によりますと、この小型機は1日昼すぎにフィリピン南部ミンダナオ島の北ザンボアンガ州の空港を離陸し、マニラに向かっていたということで、警察や航空当局が事故の詳しい状況や原因を調べています。