来週11
日の
内閣改造と
自民党の
役員人事で、
安倍総理大臣は、
麻生副総理兼財務大臣と
菅官房長官に
続き、
党運営などの
要を
担ってきた
二階幹事長と
岸田政務調査会長を
続投させる
意向を
固めました。
内閣と
党の
骨格を
維持した
形で、
今後は
外務大臣などの
重要閣僚や、「
入閣待機組」と
言われる
議員の
処遇も
含めさらに
人事の
検討を
進めることにしています。
安倍総理大臣は、
訪問先のロシア
極東のウラジオストクで
5日、プーチン
大統領との
日ロ
首脳会談などに
臨むことにしていて、
6日に
帰国したあと、
来週11
日に
内閣改造と
自民党の
役員人事を
行うことにしています。
今回の人事で、安倍総理大臣は、麻生副総理兼財務大臣と菅官房長官の続投に続いて、自民党で党運営などの要を担ってきた二階幹事長と岸田政務調査会長を続投させる意向を固めました。
安倍総理大臣は、人事にあたって、「安定と挑戦の強力な布陣を敷きたい」と述べていて、内閣と党の骨格は維持した形となりました。
こうした中、自民党内では、細田派、麻生派、岸田派、それに石原派が、4日、研修会などを行い、適材適所の人事を求める意見が相次ぎました。
党内からは、二階氏の続投について、80歳と高齢であることや在任期間が歴代最長となっていることなどを理由に交代を求める声も出ていましたが、先の参議院選挙で勝利したことや安定的な政権運営を重視する立場から歓迎する声が出ています。
今後、安倍総理大臣は、外務大臣などの重要閣僚のほか、当選を重ね、まだ入閣経験がない、「入閣待機組」と言われる議員の処遇も含め、さらに人事の検討を進めることにしています。