千葉県の
森田知事は
台風15
号で
住宅に
大きな被害を
受けて
住み
続けるのが
難しい人を
対象に、
無償で
県営住宅を
提供する
考えを
示しました。
千葉県に
大きな被害を
出した
台風15
号について
千葉県は15
日、
4回目の
災害対策本部会議を
開きました。
このなかで森田知事は「限界にきている被災者の混乱と落胆を思うと心が痛む。被災者の気持ちを十分に考えて乗り越えなくてはならない」と述べました。そのうえで、被災した人たちに県営住宅を提供する考えを示しました。
対象は住宅が大きな被害を受けて引き続き住むのが難しい人で、当面の間、千葉市や芝山町など県内の7市町にある県営住宅16戸分を提供し、今後、戸数を増やす方針だということです。
入居期間は原則6か月間で家賃と敷金、駐車場使用料金が免除されます。光熱費や水道代は自己負担だということです。
このほか災害対策本部会議では停電の影響について県の担当者から停電が続く中高齢者と障害者の入所する福祉施設からこれまでに39人が熱中症の疑いで救急搬送され、33人が入院中であることや、3連休明けの17日以降も休校や授業時間を短縮する学校があることなどが報告されました。