アメリカで行っているテニスの全米オープンの男子シングルスで、錦織圭選手はスイスのスタニスラス・バブリンカ選手と試合をしました。
バブリンカ選手は、世界ランキングで4番のとても強い選手です。サーブは時速210km以上で、錦織選手はとても苦しみました。試合は4時間15分も続きましたが、錦織選手は最後まであきらめないで攻め続けました。その結果、錦織選手が3−2で勝って、準決勝に進みました。
全米オープンは四大大会(=世界で最も大きな4つの大会)の一つです。錦織選手の前に、日本の選手が四大大会の準決勝に進んだのは1933年でした。
錦織圭選手は「勝つことができると、最後まで思っていませんでした。でも、攻める気持ちを最後まで持ち続けました」と笑顔で話しました。