14
日午前、
大分県中津市に
ある自動車メーカー、ダイハツ
九州の
工場で
火事があり、
塗装を
行う施設の
一部が
焼けました。
この工場はダイハツ
グループの
主力工場の
1つですが、
火事の
影響で15
日未明まですべての
製造ラインが
停止されることになりました。14
日午前10
時ごろ、
大分県中津市のダイハツ
九州大分工場に
ある第1塗装工場から
火が
出ました。
消防車14台が出て消火にあたり、およそ2時間半後にほぼ消し止めました。
第1塗装工場は車の車体に塗料を塗る工場で、ダイハツ九州によりますと、出火当時はおよそ160人が働いていて、40代の男性作業員1人が煙を吸い込み病院に運ばれたということです。
この火事の影響で、ダイハツ九州は大分工場のほぼすべての従業員を帰宅させたほか、15日の未明まですべての製造ラインを停止することを決めました。
いつ再開できるかは、設備の損傷程度がまだ分からないため、見通しが立っていないということです。
ダイハツ九州によりますと、大分工場は国内のダイハツグループの主力工場の1つで、昨年度の生産台数はおよそ38万7000台に上ります。
ダイハツ大分工場とは
ダイハツ九州によりますと、大分県中津市のダイハツ九州大分工場は、ダイハツグループの国内の主力工場のひとつで、およそ130万平方メートルの敷地に第1工場と第2工場があります。
今回、火事があったのは第1工場にある塗装を行う施設です。この第1工場では軽トラックや軽乗用車の生産ラインがあるということです。
第1、第2を合わせた大分工場全体の生産台数は、昨年度(H29度)およそ38万7000台に上り、国内のグループ全体のおよそ4割を占めています。