消費税率の
引き上げに
伴って
販売される「プレミアム
付き商品券」をめぐり、
政府は
販売対象とする
子育て
世帯の
範囲について、2016
年4月2日から
増税前日のことし
9月30
日までの
間に
生まれた
子どもがいる
世帯を
対象とする
方針を
固めました。「プレミアム
付き商品券」はことし10
月の
消費税率の
引き上げに
伴い、
低所得者と
子育て
世帯を
対象に
販売されるもので、
子育て
世帯の
対象範囲について、
政府は
義務教育で
4月2日生まれから
1学年を
構成するとした「
学齢」の
考え方も
踏まえ、2016
年4月2日以降に
生まれた
子どもがいる
世帯を
対象にすることにしています。
一方、これまで調整が続いてきた、増税直前に生まれる子どもの対象範囲について、茂木経済再生担当大臣は18日の参議院予算委員会で、「9月30日までに出生した0歳の子どもをもつ世帯のすべてを対象にする方向で準備作業を進めている」と明らかにしました。
これにより「プレミアム付き商品券」は2016年4月2日からことし9月30日までのおよそ3年半の間に生まれた子どもがいる世帯が購入できる方向となり、10月1日の増税時点で見ると、3歳児がいる一部の世帯も対象に含まれることになります。
商品券は1セット5000円分が4000円で販売され、1人当たり最大2万5000円分まで購入することができます。
対象となる世帯には9月ごろから商品券の購入に必要となる引換券が送付される見通しです。