現役を
引退したイチロー
選手の
父、
鈴木宣之さん(76)が23
日、
愛知県で
取材に
応じ、「
あの小さかった
息子が
ここまできたのかと
涙が
出た。
これからは
子どもたちに
夢を
与えるような
指導をしてほしい」と
心境を
話しました。
鈴木さんはイチロー
選手が
現役引退を
表明したことを
受けて23
日、
愛知県豊山町の
自宅で
取材に
応じ、
今の
心境について
語りました。
21日の試合を東京ドームで観戦していたという鈴木さんは「試合前に妻の弓子さんから引退するという話を聞いた。イチローが大歓声に包まれながらチームメートと抱き合った時は涙が止まらなかった」と話し、声を詰まらせました。
そして、イチロー選手の野球人生を振り返りながら「少年野球の時代から大リーグまで、指導者やファンなど多くの人に支えられてきた。父親として感謝申し上げたい」と述べました。
また、イチロー選手の今後については「将来ある子どもたちのために力を尽くし、夢を与えるような指導をしてほしい」と話し、将来を担う子どもたちの育成に携わることを願っていました。