地震や
気象災害が
発生した
場合などに、
聴覚障害者にも
情報を
伝え、
避難などの
防災対応につなげてもらおうと、
気象庁は、
今後、
緊急会見を
開く際に、
手話通訳を
導入することになりました。
手話通訳が
導入されるのは
震度5弱以上の
揺れを
伴う地震が
発生した
場合や、
特別警報が
発表された
場合、
台風の
接近時の
ほか、
火山に
噴火警報が
出た
場合などに
気象庁が
緊急に
開く記者会見です。
25日は導入にあたって、試験的に気象の3か月予報の会見で手話通訳が行われました。
手話通訳が実施されるのは、当面の間は、日中のみとなりますが、気象庁は、今後速やかに24時間実施できる体制を整えたいとしています。
気象庁などによりますと国の機関の会見で手話を導入しているのは総理大臣官邸のみで、気象庁は2番目の導入になるということです。
手話通訳についてNHKは、テレビで放送するほか、インターネットのニュースサイト「NHK NEWS WEB」やスマートフォン向けアプリ「NHKニュース・防災アプリ」でも配信します。