中国の
民主化運動の
象徴で
服役中にノーベル
平和賞を
受賞した
劉暁波氏が
亡くなって
2年となった13
日、
妻の
劉霞さんが
滞在しているドイツで
追悼行事が
行われました。
追悼行事は13日、ドイツ西部のケルンにある教会で行われました。
劉暁波氏は中国共産党の一党支配を批判するなどして有罪判決を受け、服役中の2010年にノーベル平和賞を受賞しました。そして、おととしの7月13日、がんのため中国で亡くなりました。
教会には「自由」と書かれた横断幕が掲げられ、集まった人たちは、劉氏の活動を伝える映像を見たり、劉氏に祈りをささげたりしていました。
出席した男性は「中国で人権のために活動し、そのために命を落とした劉氏を記憶にとどめ、敬意を示すために集まった」と話していました。
劉氏の妻の劉霞さんは、8年近くにわたって軟禁状態に置かれたあと中国政府からドイツへの出国が認められ、現在はドイツに滞在していますが、関係者によりますと、体調がすぐれず、行事への出席を見送ったということです。
劉氏を追悼する行事は13日、香港でも行われ、多くの人たちが劉氏の死を悼みました。