全国一の生産量を誇る広島特産のカキを夏にも観光客に楽しんで提供するために、広島県は新しい生産用のカキを開発して、16日に関係者を集めて試食会を行いました。
新しい生食用のカキは、殻付きでグリコーゲンをたくさん含み、薄い味が特徴です。さらに、広島県もカキの中細菌の数を抑える特殊な技術の開発に成功し、飲食店などへの提供ができるということです。
広島市内で開かれた試食会には、カキの生産者や飲食店の関係者が集まり、開発されたばかりのカキを生で味わいました。県では夏でも安心して生のカキを食べてもらうための衛生管理の基準も守ったということで、飲食業の男性は「店で出すかどうか検討したい」と話していました。